【プランター菜園】イチゴが大きくならないのはなぜ?肥料が必要かについても紹介!

プランターで冬を越したイチゴは、2~3月の早春から新芽が動き始め、開花と結実に備えます。

春になると果実の成長が楽しみになりますが、大きくならなかったらがっかりですよね。

イチゴは開花から40日から50日ほどで収穫できるようになりますが、イチゴが大きくならない原因としては、栄養不足や受粉の不良が考えられます。

植え付けの際に株間が狭かったり、追肥を怠っていたりすると栄養が果実に行き渡らず、大きくなりません。

また、受粉が上手くいかなかった場合も着果不良となります。

主な対策としては適切に摘花、摘果して果実の数を調整することと、人工授粉を行うことです。

栄養がしっかりと行き渡ることで、イチゴの果実は成長をします。

今回の記事では、

  • 【プランター菜園】イチゴが大きくならないのはなぜ?
  • 【プランター菜園】イチゴが大きくならない時の解決方法は?肥料が必要?

について紹介します。

【プランター菜園】イチゴについての記事はこちら↓

【プランター菜園】イチゴが大きくならないのはなぜ?

イチゴが開花して実が出来てきても、なかなか大きく成長しないことがあります。

その原因はいくつかありますが、主に考えられるのが「栄養不足」と「受粉不良」です。

栄養不足にも複数の要因があるので、一つずつ詳しく解説していきます。

植え付けの株間が狭すぎた

イチゴは前年の秋に苗を植え付けしますが、株間は広く開ける必要があります。

65センチ幅のプランターであれば理想は2株、本来は株間を30cm空けたいところなので、多くとも3株が限度と考えましょう。

株間が狭いと葉が混み合うことになり、日照不足を起こしやすくなるため光合成に支障が出ます。

光合成がうまくいかないと根に栄養が行かず、土壌中の栄養分を吸い取る力も弱くなります。

さらに栄養分もそれぞれの株で取り合ってしまうので、行き渡る栄養は少なくなり、果実を大きくするところまで回らなくなります。

葉の状態も確認し、枯れている葉や細い茎、変色している葉は必ず取り除くことも大切です。

ちなみに、植え付け時の基本的な注意点として、根元のクラウン部分は土に埋めないようにします。

イチゴのクラウンは新芽を出すだけでなく、温度を感知する働きもあるため、土に埋めてしまうと冬の寒さを十分に感じられず花芽分化に影響が出やすくなります。

プランターだからと寄せ植えのように密に植えることは避け、葉の成長分も考えて株間を空けることが大切です。

追肥の不足

プランターでイチゴを栽培する際、適切な追肥の時期は11月と翌年2月です。

11月の追肥は冬越しに向けて株を丈夫にするため、2月の追肥は開花と結実に備えるためです。

そのどちらが欠けてもイチゴの成長には良くありません。

肥料は油かす+骨粉で、葉を育てる窒素と花や実を育てるリン酸成分を与えますが、市販のイチゴ用肥料があれば最適です。

株間が狭すぎることと追肥が不足していること、いずれも肥料不足を引き起こすので注意します。

適切に摘花、摘果していない

家庭菜園でイチゴを育てていると、花が咲くとより愛着が増しますよね。

咲いた花全てが実になることが理想ではありますが、大きいイチゴを収穫したいなら適度に摘花、摘果をすることが必要になります。

少し勿体ない気持ちはありますが、中には茎が細かったり花が小さかったり、形がいびつなものが出ることがあります。

その場合は思い切って摘み取り、他の丈夫な花を生かします。

また、形の悪い果実も取り除いて、状態の良い花や実に栄養分を集中させるようにしましょう。

サイズが小さかったり、形が悪かったりする果実をたくさんならせるよりも、果実の数や質を厳選することで、大きく状態の良い実が残ります。

受粉がうまく出来ていない

通常、イチゴは自然の風やミツバチなど虫によって花粉が運ばれて自然に受粉をしますが、マンションのベランダなどでは虫が来ない場合もあります。

受粉はめしべに万遍なく花粉が付着することが理想的ですが、受粉が不良だと実が大きくならなかったり、ひしゃげたいびつな形(奇形果)になったりします。

受粉不良を防ぐためには、人工授粉がおすすめです。

綿棒や小さな筆を使って花粉を集め、めしべの柱頭全体に万遍なく付着させるだけでOKです。

【プランター菜園】イチゴが大きくならない時の解決方法は?肥料が必要?

イチゴが大きくならない時、明らかに上記の理由が思い当たる場合は原因を取り除きます。

肥料が足りないと思って慌てて大量に追肥すると、肥料焼けをして逆効果になることがあるため注意が必要です。

特に実の形が悪い奇形果になったときに肥料不足を疑ってしまいそうですが、これは受粉不良によることが多いので、いたずらに肥料を与え過ぎないようにします。

もし春先の追肥を怠っていた場合は、1株当たり5g目安の肥料を、株元から少し離れた場所に施しましょう。

株間も問題ない、春先にも追肥をしているといった場合は、次の対策をします。

  • 人工授粉
  • 形の悪い花や実を摘み取る、状態の悪い葉を取り除く

まだ花が咲いている場合は、残りの花に対して人工授粉をすれば健全な果実が望めます。

状態の良くない花と実も、勿体ないと思わずに摘み取ることで残りの花を育て、少数精鋭にします。

元気のない葉も栄養分の無駄遣いにつながるため、見つけ次第取り除いて栄養を行き渡らせましょう。

まとめ

【プランター菜園】イチゴが大きくならないのはなぜ?肥料が必要かについても紹介しました。

イチゴが大きくならない主な原因は、栄養不良と受粉の不良です。

植え付けの時に株間を詰めすぎると栄養の取り合いになりますし、状態の悪い葉をそのままにしておくのも良くありません。

花や実を付けたら、小さ過ぎるものや形のいびつなものを取り除き、実の数を調整して大きく育てます。

春先に追肥をしていない場合は追肥も有効ですが、慌てて追肥をし過ぎると逆効果になるので注意が必要です。

受粉がしっかり出来ていない場合も着果不良や奇形果につながるので、プランター栽培の場合は綿棒や筆を使って人工授粉することで確実な着果を期待出来ます。

冬を越して大切に育てたイチゴを確実に実らせるためには、栄養状態と人工授粉が重要なポイントとなります。